健常者と障害者の境界線

皆さんは、健常者と障害者の境界線って何だと思いますか?
身体、例えば車椅子でしか移動ができ無いとか、片手が欠損しているとかなら誰が見ても分かりやすいですよね。
でも、特に精神や発達障害などは見た目ではわかりにくくて、会話したり、行動を見たりすると「ん?」っていう風になると思います。
他には、手帳を持っているとかになるんでしょうか?


で、ワタシの仕事は障害者の就労支援です。ですがワタシも手帳は持ってはいないのですが、眠剤が無いと寝れ無く、心療内科に定期的に通院しています。
5年前ぐらいは向精神薬を服薬していました。いつも失踪したい(自殺する度胸はない。)と思っていて、頭の違和感や食欲不振、やる気が出ない状態が続いていました。
心療内科の医師からは、鬱状態と言われ、なるべく環境が変わる事はしないようにとアドバイスもありました。
しかし環境の変化を避けるようにと言われていたにも関わらず、明らかに仕事が原因だと思っていたワタシは、アテもないまま仕事を辞め、その後転職を繰り返し、今度は社会的、経済的に不安定な状況でより状態がひどくなっていた記憶があります。


幸い逃げ込んだつもりの職業訓練校への入学が、社会的・経済的不安を和らげてくれ、その後のブラックと言われる介護業界でも同僚に恵まれたおかげて悪い状態が続くことが少なくなっていたように思います。


結局、ワタシも手帳を持ってないだけで障害を持っているんですよね、今は睡眠障害と言ったところでしょうか?
そう考えたら、世の中みんな大なり小なり小なり障害を抱えているって言えるのかもしれませんね。